失われた公演

アナログスイッチ
『みんなの捨てる家。』

公演団体

アナログスイッチ

作・演出

佐藤慎哉

宣伝美術

デザイン太陽と雲

宣伝写真

久富健太郎(SPUTNIK.Inc)

公演日程

2020年5月13日(水)~5月19日(火)

会場

下北沢 駅前劇場

コメント

公演期間は緊急事態宣言明けであったが、劇団で何度も話し合い、以下のような理由から公演を中止した。

第一に新型コロナウイルスの詳細がわからない状況で、稽古場・劇場でのキャスト・スタッフそして観客の安全を守れる保証がないこと。

第二に稽古期間の大半が緊急事態宣言の最中で、稽古場として利用している公共施設が閉鎖され、予算的に他の稽古場の確保も難しく、それにより稽古期間を十分に確保することができないこと。

第三に劇団内でも意見が割れ、公演に参加することを不安視するもの、状況によっては降板するというものが出てきたこと。

初日を遅らせることも検討したが、収束が見えない状況で、安全が確保できる状態になるか不明であること、公演直前で中止になった場合、金銭的な負担が大きいことから公演中止を判断した。

公演を延期ではなく中止としたのは、同じキャスト・スタッフで臨めるか不明なため中止という形にした。

その後、無観客配信やリモート演劇などが盛んに行われ、自分たちも何かできないかと考えたが、観客を前にしての芝居でないことに魅力を感じず結果そういう手段をとることはなかった。

佐藤慎哉(アナログスイッチ)/2020年11月17日

関連リンク

http://www.analog-switch.com/

資料提供

アナログスイッチ

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